精神疾患の先生 過去10年間で2.1

 

・・・半数が転勤後2年未満で休職 ・・・

 

 

2010年度に精神疾患で休職した公立学校(小中高校など)の教員は5407人だったことが22日、文部科学省の調査で分かりました。

 

 

前年度に比べると0.9%減っていますが、過去10年間で2.1倍に増えており、同省は「深刻な状況が続いている」と分析しています。

 

 

病気で休職したのは前年度比0.4%増の8660人で、このうち精神疾患が62.4%を占めました。

 

 

精神疾患の内訳は小学校教員が43.4%、中学校30.9%、高校15.1%で、年代別では50代以上が39.8%で最多となっています。

 

 

精神疾患者の45.7%は新たな勤務校に赴任して2年未満で休職しており、新たな教え子や同僚教員とうまくなじめず、ストレスが募っている可能性があります。

 

 

教員の心のケアのための相談窓口は都道府県と政令指定都市の92.4%が設けていますが、市区町村は22.3%で、定期健康診断の際にメンタル面の調査も行っているのは都道府県と政令市が15.2%、市区町村は4%です。

 

 

 

 

 

  ブログランキングに参加しています。
よろしければ 「クリックしてください」 ⇒ ⇒ ⇒ にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ