段取り八分 腹八分

 

・・・当事務所 職員の投稿・・・

 

・・・「経理WOMAN」8月号か9月号に掲載予定・・・

 

                                                         

 

私は、社会保険労務士事務所で、給与計算業務を担当してもうすぐ1年になります。

 

これまで給与計算はしたことがなく、給料をもらっても給与明細書すらまともに見たことのない会社員でした。そのため給与計算といえば単純な事務作業のイメージがありました。

 

しかし実際は、労働日数、時間、有給休暇等の勤怠、基本給の計算、各種手当、残業手当等支給項目の計算チェックがありました。

 

さらに社会保険、雇用保険、所得税、住民税の控除項目のチェックなど煩雑な業務でした。

 

要領が悪く、机も書類でいっぱい、ただ時間だけがかかっていました。

 

 

そんな私を見ていた所長から「段取り八分、腹八分だよ!」と指摘されました。

 

作業手順、給与計算に必要な書類、チェック項目などを書き出し、確認しながら入力していきました。

 

するとどうでしょう!時間がかかっていたものが、徐々に短縮され、机の上は整理整頓されるようになりました。

 

 給与計算もそうですが、何事もまず段取りが一番大事ということを学びました。

 

 

 だいぶ入力も慣れてきたころ給与計算が終わり、ほっとしていていると、所長から「賃金台帳を一緒にチェックしよう」と言われました。

 

 私はミスでもしていないのかと思い、ドキドキしながら隣で賃金台帳を見つめていました。

すると、介護保険料の控除対象となる社員と雇用保険の加入対象の社員などの問題点を即座に指摘されました。

 

 この時、私は入力業務に慣れたことに満足している自分に気づかされました。また、給与計算はデータ入力だけでなく、労働法全般と税法などの専門知識がないと問題点を探すことができないと改めて痛感しました。

 

 

今後、自ら問題点を探せるように専門知識を更に身につけ、今よりもっと段取りをつけられるようにスキルアップしていきたいと思っています。

 

 それにも増して、個人的な喫緊の課題は、腹八分をいかに実行していくかです。

 

ちなみに現在の体重は80キロです。

 

 

                                           モモコデラックス



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