解雇手当不払で是正勧告 生肉食中毒会社へ

 

・・・労働基準法違反 金沢労働基準監督署・・・

 

 

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)が解雇を告げた全従業員に「解雇予告手当」を支払わない意向を示していたことが11日、分かりました。

 

 

金沢労働基準監督署は労働基準法違反に当たるとして、同社に是正勧告する方針です。

 

 

 労基法は解雇予告手当について「30日前に解雇の予告をしない使用者は、30日以上の平均賃金を支払わなければならない」と定めています。

 

 

 同社関係者によると、社長らは8日夜、約60人の全従業員に解雇を告げ「お金がないから解雇予告手当と6月1~8日の給与を支払えない」などと説明しました。

 

 

60人分の解雇予告手当は計約2千万円、8日間の給与は計約500万円に上ります。

 

 

同社の弁護士は「(従業員より)被害者への弁済を優先したい」と言っているとのことです。

 

 

 金沢労基署は10日、同社元従業員とみられる男性から手当が支払われないとの申告があり、確認を急いでいます。

 

 




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