2010年 7月の記事一覧

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10年07月28日 08時25分40秒
Posted by: osaka
新聞やテレビで「名ばかり管理職」が取り上げられてから、顧問先から訊かれるのが、これです。

「うちの管理職は、大丈夫ですか?」

大丈夫とは、管理職手当を払っていれば「名ばかり管理職」のようにトラブルにならないのか、そういう心配があるのかどうか、確認したいというところです。

必ず説明するのは、労働基準法41条の「管理監督者」と、企業内での「管理職」は、別であることです。それと、店舗でなく、本社の管理職については、店舗ほどはっきりした線引きはないことを説明しています。

「管理職」は、社内で決めれば良いことです。
名ばかり管理職問題が表面に出たことで、必要以上に神経質になることはありません。

「出退勤時間の制限がない」ことですが、管理職であれば、部下を管理するために、それ相応の時間に出退勤しているはずです。細かい説明は省きますが、タイムカードも、必要です。

「処遇(主に賃金)が相応のもの」は、世間一般に照らしてなのか、自社の一般従業員が比較対象なのかですが、これは自社でのことです。東京の上場企業に勤める会社員の平均年収は700万円だそうですが、これがレベルだとすれば、かなり厳しい基準になってしまいます。


取りあえず、会社側としてできることがあります。
・就業規則、賃金規程の見直し
・人事考課(評価)の見直し
・賃金水準の見直し
・社員教育の見直し

これくらいは、労務リスクを軽減するためにしたいことです。
システムの面と、意識の面から変えていかなくては、いけません。


大阪社労士事務所
10年07月15日 08時12分31秒
Posted by: osaka
昨日、「これからの公的年金制度」のテーマで、神戸市内で1時間半、セミナー講師をしてきました。

為政者ではないので、あるいは官僚でもないので、「新年金制度検討会」の発表資料や、各党のマニフェスト、アジェンダを参考に、これから「私たち、普通の国民が出来ること」に重点を置いて、講演してきました。

お客様は、残念ながら少なかったのですが、一心に聞いていただき、感謝しています。


この年金セミナーは、日本生命の知り合いが持ちかけてくださったもので、4月から月1のシリーズでした。

当分、三ノ宮に仕事で行くことはないのかなあ、と思いながら。


来月には、奈良県橿原市で、やはり年金セミナーがあります。
今月下旬には、総務担当者向けのセミナー講師もやります。
実は、兵庫県内の団体様からは、結構セミナー講師の依頼をいただいています。

「お安く、分かりやすく、楽しい」セミナー講師を心がけています。人事労務に関するテーマであれば、是非、お問い合せください。


大阪社労士事務所
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