今春に卒業する高校生の就職内定率(昨年12月末現在)は81.5%で、前年同期から3.6ポイント上がったと、文部科学省が16日発表した。景気回復などで企業の求人が活発になっていることを反映しており、上昇は4年連続。昨年の最終的な就職率は92.8%だった。

 全国の国公私立高校の卒業予定者約115万3000人全員を対象に調べた。就職希望者約22万2000人のうち、内定したのは約18万1000人。男女別では、男子は86.1%(前年同期比3.1ポイント増)、女子は75.5%(同4.2ポイント増)だった。