2012年 1月の記事一覧

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12年01月30日 19時56分04秒
Posted by: minoda
本日の日経新聞・夕刊に、「50年後の日本、65歳以上5人に2人、総人口3割減8674万人――厚労省推計」という記事が載っていました。50年後というのは、だいぶ先のことで、私自身も生きていないと思うのですが、現在の人口から4000万人以上も減少することになります。全体の人口は減少するものの、65歳以上の人口は反対に増加するようです。50年後は、65歳以上の高齢者は3464万人、率にして人口の39.9%を占めるようになるそうです。

先日、健康保険の保険料の件で少しお知らせをしましたが、熊本県の協会けんぽの保険料は毎年増加しています。これは、健康保険の財政のアンバランスに起因しており、高齢化の進展とともに健康保険の支払いが増加していること、一方で、サラリーマンの平均給与額は減少を続けており、所得をもとに算出される保険料収入も伸び悩んでいること、景気低迷から健康保険に加入していない非正規労働者の割合が増加していることなどがあげられます。

こういった記事が出てくるということは、現在の保険制度を維持していくのは困難だという厚生労働省のメッセージなのでしょうね。国会では、消費税増税の議論もなされており、消費税増税分の一部は社会保障費に当てたいとの説明もなされています。景気が低迷している中で消費税率を引き上げるのは論外だとの意見もありますが、こういった状態だと消費税増税も止む無しかな、と考えてしまいます。

もちろん、その前に不必要な財政支出を見直して欲しいと強く願っているのですが・・・
12年01月28日 21時51分59秒
Posted by: minoda
久しぶりのブログの更新・・・
先ほどまで、コツコツと入力していた文字がPCの動作不良で全部パァ~になってしまいました。かなり落ち込んでいるミノダです。

今週は、ある時はソリ○チのインストラクターみたいな仕事をし、ある時はキーパンチャーと、社労士の仕事とはかけ離れている業務でした。パソコンに向かっている時間が長かったので、明日は一日PCフリーな日にしたいと考えています。

さてさて、先日、協会けんぽの保険料率が引き上げられるとのニュースがありましたが、今日は、雇用保険の保険料率が引き下げられるとのニュースが入ってきました。ただ、熊本県の場合、協会健保の保険料率の引き上げ幅が大きいので、実質負担増です。(泣

【平成24年度の雇用保険料】
一般の事業 1.35% (労働者負担0.5% 事業主負担0.85%)
農林水産・清酒製造業 1.55% (労働者負担0.6% 事業主負担0.95%)
建設業 1.65% (労働者負担0.6% 事業主負担1.05%)

ちなみに、熊本県の協会けんぽの保険料率は、
健康保険料率が、9.55% → 10.07%へ
健康保険料率+介護保険両立が、11.06% → 11.62%となっています。
健康保険の保険料率引き上げの背景として、高齢者医療への拠出金と加入者への医療給付が増えて、被保険者から徴収する保険料に見合っていないと協会けんぽのホームページにかかれていますが、この傾向はしばらく続くものです。その度に保険料を上げればいいと言う考え方は短絡的だと感じますが・・・全国健康保険協会の業務運営はより一層の合理化を求めたいものです。
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