卵とニワトリの発想で雇用を考えたら、どっちが先?

安部内閣が発足し、連日ニュースで新たな政策が報じられています。
経済成長の分野では、大幅な減税や雇用や労働についても様々な取組がスタートしそうです。


雇用や労働については

・法人税の大幅な引き下げによる雇用拡大につながる企業環境の整備
・若者の就職応援
・女性の就業環境の整備
・高齢者の社会参画、生涯現役社会実現

これらのことを自民党の公約として掲げています。
実際、補正案の中には地方雇用対策として人件費を1年間肩代わりする案や
若者や高齢者向けの職業訓練、そして企業で非正規職員を雇って職業訓練をした場合には
助成金を給付する、なんていうのも補正案に盛り込まれるようです。


4月からは高年齢者雇用安定法や障害者雇用率も改正されますが、、
企業としてもこの景気ではたくさん余力があるわけではないので、
「新たな雇用を!」「定年後も継続雇用で!」と言われても
率先して取り組めていないのが現状です。

卵とニワトリではないですが
売上げがアップしてから労働者を増やすのか…
それとも、
ギリギリまで労働者を増やして売上げアップにつなげるのか…

そして、
採用するのなら
将来を考えて新しい人材として若者にするのか、
さらに深いところを追求するために熟練の高年齢者の継続雇用なのか、
それとも潜在的に埋もれていしまっている女性や障害者を採用するのか…


企業は選択を迫らています!!