今日
お母さんが子供の手を引いて
横断歩道のない通りを渡っているところを見かけました。


20メートルも歩けば横断歩道があるというのに。

この子供にとって
これが常識となります(-""-;)


実は同じようなことが会社でも頻繁に起きています。

自分がサラリーマンだった頃のことです。

A先輩と自分と一つ下のB後輩、二つ下のC後輩の4人で雑談をしていたときのこと。

BがA先輩をからかうような発言をしました。

A先輩は笑っていましたが

自分は後でBを注意しました。

「Cの前であんなことを言うと、Cはそれでいいと思ってしまうだろ」(゙ `-´)/

もちろん

先輩をからかうこと自体よくないのですが

それよりも

Cに悪い影響を与えてしまうような言動を注意したのです!

Bは反省していました(_ _。)

実はこのようなやり方は

反発を招くことなく指導する方法としても有効です。

例えば、指導したい部下がいたとします。

でもこの部下はわかっていても素直に聴こうとしません。

そこで部下の後輩をダシにして

「おまえがそういうやり方をすると後輩がそれでいいと思ってしまうんだよ!」

こう言われると

部下は指導されたからではなく

後輩の見本

となるためという大義名分で受け入れることができます。

また、先輩としての自覚が出てくれば

自ら見本となるような行動をとる

ようになるでしょう。

弟や妹ができたときに

「お兄ちゃんなんだから」
「お姉ちゃんなんだから」

と言われて

お兄ちゃん、お姉ちゃんになっていくのと同じことです。

新卒の新入社員が入ってきたら

これはもう

社員の教育指導の大チャンスですよ(*^-^)b