厚生年金基金 金融庁が法改正案
 
・・・高リスク投資の条件 厳格化・・・
 
 
金融庁が検討している金融商品取引法の改正案の全容が分かりました。
 
 
厚生年金基金のうち、高リスク投資を自由にできるプロ投資家の要件を厳格にし、経験豊富なファンドマネジャーを置くことなどを求めるとし、また虚偽報告などの不正をした運用業者の罰則を年内に引き上げます。
 
 
政府は金融商品取引法や信託業法の改正案を16日に閣議決定し、今国会に提出します。
 
 
法改正の狙いの一つは、元本割れなどのリスクを理解せずにデリバティブ(金融派生商品)などに投資しないよ、高リスク投資ができる厚年基金の資格要件を厳しくする点にあります。
 
 
現在は基金が運用業者に申し出さえすれば、商品説明を省ける特定投資家(プロ)と認定され、自由に高リスク運用の契約ができます。
 
しかし、実際には運用の特定投資家(プロ)が不在の基金が多いため、経験のあるファンドマネジャーの在籍などの条件を設け、プロの基金を限定します。
 
 
厚生労働省の2012年3月時点の調べでは、全国の約600の厚年基金のうち106基金が特定投資家(プロ)です。
 
 
ファンドマネジャーなどが在籍する基金は少なく、大半の基金は業者による詳細な商品説明が義務となる「一般投資家(アマ)」になる見通しです。
 
 
 
 
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