「心の病」 の労災申請 3年連続最多 

 ・・・申請1,272人  認定325人・・・

 
 

過労やいじめで、うつ病などの精神疾患を発症したとして、労災申請した人が2011年度は1272人(前年度比91人増)に上り、3年連続で過去最多を更新したことが15日、厚生労働省のまとめで分かりました。

  

労災認定も325人(同17人増)で過去最多を記録し、うち、東日本大震災が原因だったのが20人を占め、認定者数を押し上げる要因となっています。

 

同省は労災認定の増加について「うつ病などの精神疾患で労災申請できるという意識が浸透してきた。仕事量の増加による強い不安も影響している」と分析しています。

  

 同省によると、自殺(未遂含む)による申請者は202人で過去最多でした。

  

労災認定された325人のうち、発症の原因では


    ①「仕事内容・仕事量の変化」(52人)


    ②「悲惨な事故や災害の体験、目撃」(48人)
 

③「嫌がらせ、いじめ、暴行」(40人)

 

認定者の業種では

 
①製造業(59人) ②卸売・小売業(41人) ③医療・福祉(39人)
 

年齢別では30代が112人で最多となっています。

 
 

労災申請を巡っては、うつ病などは発症前1カ月に160時間以上の残業を行っていた場合などを労災と認定し、脳・心臓疾患は、発症前2~6カ月間にわたり、1月当たり80時間以上の残業をしていた場合などに認定されます。

  

 

 
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