年金保険料督促 実施4割(民間委託分) 

 

・・・10年度 納付率59.3% ・・・

 

・・・3年連続で過去最低を更新・・・

 

 

日本年金機構が民間業者に委託している国民年金保険料の納付督促業務について会計検査院が検査したところ、業者が電話や戸別訪問で督促した件数が計画の4割にとどまっていたことが19日、分かりました。

 

 

納付実績も目標を達成した事務所はわずか0.9%で、保険料の納付率は低下し続けており、検査院は「業者の指導強化など業務を抜本的に見直す必要がある」と指摘しています。

 

 

 検査院は、機構が保険料未納者に対する督促業務を委託している民間6社のうち3社の業務を調査しましたが、実際の督促は40.1%にとどまっていました。

 

 

 全体の実績も、機構が設定した目標の72.1%にとどまりました。

 

 

機構は「業者には、計画を下回った分の件数を今後穴埋めするよう指導している」としています。

 

 

 督促業務の民間委託は「官」と「民」がサービスを競う「市場化テスト」の一環で2007年に開始、0910月から全年金事務所に拡大されましたが、10年度の保険料の納付率は59.3%で、3年連続で過去最低を更新しました。

 

 

 日本年金機構は「検査院の指摘を踏まえ、より効果的、効率的な事業を実施していきたい」と話しています。

 

 

 

 

 

ブログランキングに参加しています。
よろしければ 「クリックしてください」 ⇒ ⇒ ⇒ にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ