国民年金納付率 微増
 
・・・7年ぶり増 目標は未達 ・・・
 
 
2012年度の国民年金保険料の納付率は7年ぶりに前年を上回る見通しとなったことが分かりました。
 
 
厚生労働省の調べでは12年4月~13年2月までの納付率は58.2%で前年を0.2%上回り、3月も前年を上回ったもようです。
 
 
11年度は過去最低を記録しており、底打ちする格好ですが、若者を中心に未納問題は根強く、政府は一段の改善策を検討しています。
 
 
国民年金は会社員や公務員以外の自営業者などが加入する公的年金制度ですが、最近は非正規労働者が増え、低所得を理由に未納が広がっています。
 
 
納付率は1990年代半ばは80%台、11年度は58.6%まで落ち込み、厚労省や日本年金機構は納付督促を委託している民間業者との連携を強化して納付率の引き上げに注力し、「12年度は一定の成果が出た」(厚労省)とコメントしました。
 
 
ただ、12年度の目標(60%)は未達となる見通しで、未納分は年金の受給額に反映されないため年金財政に大きな影響はありませんが、このまま放置すれば将来、生活保護者が増え国庫負担が増す可能性があります。
 
 
 
 
ブログランキングに参加しています。
よろしければ 「クリックしてください」 ⇒ ⇒ ⇒ にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ