国民健康保険 依然大幅赤字
 
・・・11年度 3,022億円の赤字・・・ 

 
厚生労働省は31日、年金生活者や自営業者などが入る国民健康保険(国保)の2011年度の実質収支が3022億円の赤字だったと発表しました。
 
 
赤字幅は前の年度に比べ縮小したものの、高齢化による医療費の増加などで、厳しい財政状況が続いています。
 
 
 
医療費が膨張しているにもかかわらず、無職など低所得者の加入者が多いために保険料を大きく上げられないでいる現実があり、11年度、市町村は国保の赤字補填のために3,508億円を投入しています。
 
 
慢性的な赤字体質の脱却からはほど遠く、11年度、保険給付が2.9%増の9兆821億円だったのに対し、保険料収入は1.8%増の3兆411億円の微増となっています。
 
 
11年度の保険料納付率は89.39%と前の年度に比べて0.78ポイント上昇していますが、保険料の減免措置の対象者を拡大したため納付率が上がったとみられます。
 
 
 
 
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