・・・社員半減など正式表明・・・

 

セブン&アイ・ホールディングスは9月8日、傘下のイトーヨーカ堂で、平成27年度をめどに従業員のパート比率を9割に高め、約8千600人の正社員を半減する方針を正式に表明ました。

 

合わせてパート社員を新たに約7千人採用し、パート社員の比率を現在の75%から90%に引き上げます。

 

正社員の削減は、新規採用の抑制とグループ内の配置転換などで実施し、希望退職者は募らない方針です。

  

HD傘下のコンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパンや百貨店のそごう・西武に配置転籍させ、フランチャイズ加盟店の店長や商品開発部などマネジメント業務に活用するとしています。

 

また、パート社員は、27年度までに約3万6千人に増やし、主に売り場の接客や生鮮食品の加工業務を担当させ、高い技能を持つ優秀なパート社員には昇給のほか、店長などに登用する制度も設ける予定です。

 

スーパー業界は、消費者の節約志向の高まりで価格競争が激化していることや、出店を拡大させているコンビニなどに客足を奪われ苦戦を強いられている現状があります。

 

 

 
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