主婦年金問題 未手続の5%を対象に救済策

 

・・・公平&救済の両立目指す?・・・

 

・・・追納をしない場合も無年金に陥らないような特例・・・

 

・・・減額は年金額の1割上限・・・

 

 

厚生労働省の社会保障審議会の特別部会がまとめた主婦年金問題の救済策は、公平性と救済の両立を目指す内容となったことが分かりました。

 

 

自分の年金資格変更の届け出を忘れた人に追納を求め、一定の責任を果たしてもらいながら、追納をしない場合も無年金に陥らないような特例を設ける方針です。

 

 

 厚労省の特別部会とは別に救済策を検討している民主党の案は、減額を求める場合は年金額の1割を上限とし、住民税が非課税の低所得者は返還対象から外すことを求めています。

 

 

厚労省によると、過払い年金受給者の9割が対象外となる見込みで、実質的には返還を求めない内容の結果になってしまいました。

 

 

  特別部会の委員の間には、公平性の観点から、過払い分については返還を強く求める意見が多く出たとのことです。

 

 

95%の主婦が資格変更手続きをしているのに、わずか5%の人を対象に救済策を講じるのは「不公平」との考え方が根底にあるためです。

 

 

  主婦年金をめぐっては、「保険料を払っていない主婦が年金をもらえるのはおかしい」との議論が根強くあります。

 

 

厚労省はこうした批判を受けて、夫婦の所得を足して2で割り、それぞれが保険料を納めた形とする2分2乗制度の導入を検討し、この「2分2乗制度」案を政府の社会保障改革に関する集中検討会議に提出する予定です。

 

 

 "2分2乗制度" 唐突に出た感が否めません。 

 

 

 

 

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