今日は午後から、「職場におけるメンタルヘルスケア〜自殺を防ぐために〜」と題する大阪の精神科医師・渡辺洋一郎先生の講演会に出席してきました。
数日前にも、このブログで取り上げましたように、最近とみにメンタルヘルスへの対処が、大企業・中小企業に関係なく必要不可欠となってきております。
今日の講演の中でも、安全配慮義務の点から事業者はその対策をとることが必要であることからはじまり、とにかく、いつもと違う部下の様子を見たら、声をかけ、次の2つを聞く事。「好きなことを楽しめるか?睡眠は取れているか?」を聞いて、ノーであれば専門の医師の診察を受けてもらう。休業が必要であれば、休んでもらうという事を力説しておられました。
講演の最後にありました「心の病気にならないために」の6か条を記載させていただきます。
1.自分を知る。>性格を変えるより自分を知ってコントロールを。
2.いつも全力疾走ではなく少し余裕を持つ。>短距離走のがんばり方をマラソンのがんばり方に
3.すべてに完璧をもとめない。>物事に優先順位をつける。
4.一人で抱え込まない。>相談する事は恥ずかしい事ではない。
5.身体のコンデイションに注意する。>特に睡眠の確保を。
6.おかしいと思ったら早めに医者に受診する。以上ご報告まで。