先日、小学校の次回PTA広報誌に掲載するのでと、PTA会長へのアンケートの依頼がありました。
質問がいくつかあったのですが、まず最初に「好きな言葉はなんですか」とあり、改めて聞かれると「うーん」と言葉に詰まってしまいました。
たしか、自分の小学校卒業のときの色紙には、「七転び八起き」と書いた記憶があります。
「努力」というのもなにかまじめすぎるかな。「愛」というのもいい年をしたおじさんがどうかと悩みました。そのとき丁度、今月、奈良県生駒山の宝山寺さんへお参りした際に、いただいたチラシが目の前にあることに気づきました。その中の一枚に、タイトルの「一隅を照らす」の教えがありました。以前から気になっていた言葉ということもあって、この言葉にすることにしました。
これは、天台宗を開かれた伝教大師さまのお言葉で、
人は、その立場、立場において、なくてはならぬ人になることが大切である、という教えだそうです。
広報誌にそのまま掲載されるかどうかわかりませんが、自分自身このことを常に念頭において、自分に与えられた役割を果たしていきたいと感じた次第であります。