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最近、「ノマドワーカー」「ノマドワーク」というのが、流行っているらしいです。またまた、東京周辺だけでしょうか。

一応ネットで確認してみました。

goo辞書から、引用します。
ノマド‐ワーカー【nomad worker】
《ノマドは遊牧民の意》自宅や会社のオフィスではなく、喫茶店やファーストフード店などでノートパソコンやタブレット型端末などを使って仕事をする人。ノマド族。

ノマド‐ワーク【nomad work】
《ノマドは遊牧民の意》ノートパソコンやタブレット型端末などを使って、自宅やオフィスなどの特定の仕事場をもたずに仕事をすること。また、そのような働き方。ノマドワーキング。


ここから、察する限り、企業に勤めるサラリーマン(会社員)にとっては、この「ノマドワーク」はハードルが高そうです。

1.勤務場所が社内でない(許可は、誰が出すのか)
2.情報を外部に持ち出すことの是非(情報流出が世間を賑わす昨今の状況を考えれば)
3.「喫茶店やファーストフード店など」までの時間は、労働時間か(費用は?)
4.そもそも、就業規則が「ノマドワーク」を想定しているのか
など、すぐにいくつかは思い浮かびます。

実態として、「外回りの営業職だったら、今もノマドワークでは。」と思いつきますよね。

まあ、世間の風潮が「ノマドワーカー」「ノマドワーク」になっていても、自営業や自由業でないと、会社員が「ノマド族」になるのは、厳しそうです。
いくら「ノマドワーカー」向けのお店(事務所?)ができても、今までの某社がやっている「ビジネスラウンジ」と何が違うんだろうかと思います。


「ノマドワーキング規則を作って欲しい」と言われれば、もちろん作ります!
何もない状態で「許可して良い?」とお客様から訊かれたら、「労働時間の問題がありますので、やめておきませんか? せめてルールを作ってから。」とアドバイスするでしょう。

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