こんにちは。オフィス石野いしのです。

さぁ、もうすぐ夏季休暇!ということで、心おきなくお休みを満喫するため
今週は、給与計算を前倒しでドンドン進行中~。

お客様にはいつもより早めのスケジュールにもかかわらず、
順調に資料を頂き…これで明日からのお休みを無事に迎えられそうです。
ご担当者の皆様がた、有難うございます。
本当に感謝、感謝です!!!

ところで、今日のお題は、曾野綾子さんの著書のタイトルからなのですが、
お読みになった方、いらっしゃいますでしょうか?

実は、数カ月前に何気なく、新聞の新刊案内の広告で
曾野さんの「人間の基本」に目が留まり、それ以来、曾野さんの
切れ味鋭い大人の文章と考え方にいたくハマってしまいました。

ちなみに「人間の基本」の内容は、アマゾンの書評によるとこんな感じ。

人生を無駄にしないために必要な足場、それが人間の基本である。末端ばかりを大切にする時代にあって、それがなければ、周りに流され、やがては自分を失い、死んでしまうこともある。ルールより常識を、附和雷同は道を閉ざす、運に向き合う訓練を……常時にも、非常時にも、どんな時代でも生き抜くために、確かな人生哲学と豊かな見聞をもとに語りつくす全八章。

まだ読まれていない方、本当にお勧めです!
「大人たるもの、こういう厳しさと優しさを持たねばならぬ~!!」
というシャッキっとした気持ちにさせてくれます。

で、それをきっかけに曾野さんの本を何冊か読み続け、今はこの「中年以後」。

あまりに明確なタイトルから手に取るのを少々ためらいましたが、
すでにワタクシも立派にこのカテゴリーに入る年齢…。

「よーし、ちゃんと読んどこ~~」
と読んでみると冒頭から、やっぱりいい!!

「日本の教育は、物の判断については大人になれ、
ということさえ教えなかった節がある。
どんなに年をとっても、子供の如き純粋さを残している人がいいのだ、の
一点張りであった。その点、聖書はそうではない。
子供っぽさをやめて、ちゃんと大人の見方をすることがいいのだと容認している。
それは、平ったく言えば、複雑な見方をできるようになる能力のことだ。」

これは、最初に収められている
「ただ人間だけがいるーこの世には神も悪魔もいないことを知る頃」
からの抜粋ですが、複雑な見方ができるようになる能力は、
大人としてもそうですが、私たち士業の人間には欠かせない能力だろうと思います。

特に社労士業務は、人間同士の感情や利害関係を調整する局面が多いため、
いろいろな物の見方ができるようにならなければいけません。

そうはいっても、根が単純なので、ついつい一方的に物事を考えては
自省する毎日ではありますが…。

いずれにしても明日から楽しい夏季休暇が始まります。
少し仕事を離れて、ゴルフや読書の時間を楽しみつつ、
しっかり充電してきたいと思います!

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