スタッフAです。


10月に入り朝晩は肌寒い日が多いですが、
過ごしやすい季節になりましたね。


さて、近所に私の親と同世代のとても感じのいい
ご夫婦がいらっしゃり、会うと挨拶がてらお話をします。
最近お会いしなかったのですが、先日その奥様が
車いすに30代くらいの男性を乗せて歩いていました。
独立した息子さんが3人いらっしゃるとは聞いていたので、
お怪我でもされたのかな?と思っていたところ、
「大きな病気をして下半身不随になってしまったの…。」

あまりの急な話に驚いて掛ける言葉も見つからなかったのですが、
「生きていただけでも奇跡なくらいだったのに、
リハビリをして随分元気になったので本当によかった。」
とおっしゃっていました。
ただ障害が残って、これからはずっと車いす生活なので
心配は尽きないとのことですが、独り立ちできるよう
施設での訓練を受けている、とのことでした。


平成25年4月から企業が達成しなければならない
障害者の法定雇用率(従業員に占める障害者の割合)が、
一般企業については「2.0%」へ引き上げられました。
また、未達成企業は不足する1人分当たり月額5万円を
国に納付しなければなりません。
また、すでに障害者を雇用する企業については、
障害者の雇用に関する状況の報告が毎年1回必要ですが、
その義務が課される企業規模も
労働者数「56人以上」から「50人以上」に変更されています。


障害者の採用と労務管理については、
企業の体制整備が不可欠だと思われますが、
急速な高齢化の進む中、
積極的な障害者雇用の必要があるのではないか、
と思います。
また、障害があっても独り立ちして頑張ろう、
としている方々が力を存分に発揮できる場所が
増えることを期待します。


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