スタッフAです。
梅雨の晴れ間で、洗濯物がよく乾きそうですね!!

厚生労働省が6月1日に発表したH22年の“合計特殊出生率”
(1人の女性が生涯に出産する子供数の推計値)が、
前年から0.02ポイント上昇し1.39となりました。
出生数も107万1306人と、前年比で1271人増加したとのです。
また、第1子出生時の母親の平均年齢は、
前年から0.2歳上がって29.9歳となったそうです。

合計特殊出生率はH17年に過去最低の1.26となった後に
上昇に転じたのですが、H20、H21年は1.37と横ばいでした。
厚労省は今回の上昇について、
「30代後半の団塊ジュニアを中心に出生数が増加したこと」や、
「第2子以上の出産が増えたため」と分析しています。
先日、地下鉄の中で“マタニティマーク”を
カバンにつけている女性がいました。
まだお腹も目立たないし、ラッシュ時で混んでいたので、
座っている人も気づかないのか、誰も席を代わらず
その女性は電車を降りて行ってしまいました。

時々ベビーカーに赤ちゃんを乗せていらっしゃる通勤ママも
お見かけしますが、混んでいる電車に乗るのは結構勇気がいると思います。
他のお客さんの中にはスペースを空けてくれる人もいれば、
「なんでこんな混んでいるのに…」といった感じで、
しかめっ面の人もいます。

子どもを産み育てることは、もちろん楽しみもありますが、
大変なことも多いです。
ましてや働きながら子どもを育てるのは悩みも多いことでしょう。
ママにとっては、通勤時のストレスも仕事と同じくらいあるかも
しれません。


先日、今年度の名古屋市の「保育所待機児童数」が
全国ワーストとなる見通しとなったため、河村たかし市長が
「幼稚園に待機児童の保育受け入れを要請する方針を示した」
というニュースがありました。
行政も知恵を絞っており、成果が出るといいといいのですが、
なかなか課題も多いことでしょう。

子どもを育てる私には、昨年度の合計特殊出生率がアップしたこと、
第2子、第3子を持つ人が増えたことはとてもうれしいニュースでした。
子どもを持つ人持たない人、子育て期間が終わった人、
独身の人…、あらゆる世代の人に少子高齢化がもたらす問題を
自分のこととして考えてほしいなぁ、と思います。

また、育児真っただ中の私たちが子どもを育てる楽しさ・うれしさを
伝えることも大事な役割ですので、一社会人としても母としても
頑張らないといけないですね!


オフィス石野のHPはコチラ ⇒ 
http://www.of-i.jp/