2008年 5月の記事一覧

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08年05月27日 00時12分28秒
Posted by: officeai
こんにちわ。

社会保険労務士の吉永です。


人との出会いも大切ですが、本との出合いもまた大切です。

幼少期はよく冒険物の本や空想物の本を読んでいました。

思春期には背伸びしながら村上春樹や山田詠美を読み、

成人した頃は流行の小説を読んだりしていました。

大人になるにつれて読む本のジャンルも広がり、自己啓発物や

ミステリー、専門書やハリポタシリーズ・・・話題になった本は

とりあえず読んで見ます。。が、本へのロマンスがないですね。

それでもやはりフィクションがの方が楽しめますね。


さて、最近面白かった本がありました。

それは矢部正秋著『プロ弁護士の思考術』という本です。

タイトル通り、弁護士である著者がその経験を書き記したものなの

ですが、内容がとても分かりやすく、職業人生に通じるものが

凝縮されていました。


例えば一節に、

「弁護士の役目はこのような無数のオプションを提示し、効果を予測し、

比較検討する判断材料を提供することにある。(中略)オプションが多ければ

多いほど、ビジネス交渉では強い立場に立つことができる。選択の自由が

あるとき、人は最大の自由を得ることができる。自由はオプションの中にしか

存在しない。オプションは事由を意味する」

という文章があります。

もちろんこの前提があるため、ここだけ読んでも「?」という方もいらっしゃるかも

しれません。

しかし後段にあるように、交渉する場面においては無数のオプションを想定し

提示できれば優位になれます。


社会保険労務士となってみて、中小事業主の方々を相手にビジネス交渉をしなくては

ならない場面に数回遭遇しました。


相手が社会保険労務士に何を期待しているのか?

相談を受けたが、答えは一つではないためどう説明していったらいいのか?

しかも相手は百戦錬磨の社長様です。

2回目までは完全に敗退でした。

3回目の経験でなんとなくコツが見えたような気になれました。

これの繰り返しなのでしょう。


そんな時この本の一節を読んで、少しだけ方法が見えた気がしました。

社会保険労務士の仕事も同じことです。

中小事業主の方々へ「オプション(手段)」を提示し、それぞれの手段がもたらす

効果を予想し、それぞれを比較検討し、判断材料となるように提示する」ことが

一番大切なことです。

相手へ押し付けてもいけませんし、答えは一つではありません。

判断するのも相手です。

そう知ったときに少しだけ交渉の方向性が見えた気がしました。


・・・もちろん、実際に上手くいっているかどうかは分かりませんが。。。




読んだ本に触発されたときは、なんともいえない嬉しさがあります。


昔は自己啓発物の本など・・・ほとんど読んでいませんでした。

触発される本は恋愛小説がほとんどだったような気がします。

山田詠美の本を読んだ後など自分がとてもセクシーになったような

気がしていました。


10数年後・・・それが今では・・・

今では自己啓発物の本を読み、昼休みに新聞を2種類読み明かしている

姿は・・・まるで昔勤めていた職場の部長のようです・・・。

これで午後からゴルフ雑誌を読み始めたら、完璧です!!
08年05月25日 00時09分13秒
Posted by: officeai
こんにちわ。

社会保険労務士の吉永です。


さて、私は現在鹿児島県の「男女共同参画審議会委員」というものを

させていただいております。


『男女共同参画??』という方も大勢いらっしゃると思いますが、近頃では

よく耳にする言葉ではないかと思います。

「男女共同参画社会基本法」という法律に基づいて国、都道府県、自治体が

活動しているのですが、その話になりますととても難しく、私にはまだまだ

簡単に噛み砕いて説明するほどの知識がないため、今回は省きます(。。。汗)


私と男女共同参画という言葉の出会いは、本当に偶然と衝動の結果です。


昨年末に「かごしま県民交流センター」にNPO法人のことで訪ねたときのことですが、

たまたまパープルリボン活動のツリーを目にし、なんとなくそれらのチラシやポスター

をブラブラしながら見ていました。

するとなんとなく興味が湧いてきて(被害者の方々を思うと『興味』という言葉は語弊

ですが、私も同じ経験の結果今に至っていることを一言申し添えます)、もう少し

詳しい話を聞いてみたいなぁと、そのまま衝動的に2階の女性相談センターの

窓口へ向かい相談員の方に「興味があるので詳しいお話を聞かせてください」と

いきなり申し込んだことが始まりでした。



自分の経験や、国家資格を身につけ独立するまでの過程、などを話しながら何かお手伝い

できることはないでしょうか?


確か、そのような切り口で話し込んだと思います。

相談員の方はとても親切で、直ぐに担当課長様を呼んできてくださりそれから1時間ほど

話を聞かせていただきました。

男女共同参画について知ったのはその時が初めてです。

それからは、職業柄よく知っている『男女雇用機会均等法』を中心に男女共同参画社会基本法

を少しずつ意識するようになり、様々な背景や法令・条例などを勉強しました。


度々鹿児島県の男女共同参画センターを訪れるようになった私に、センターの方々はとても

親切にしてくださいました。

よく男女共同参画というと「ウーマンリブ?フェミニスト?」などといわれることがあります。

そういう活動ではありませんし、もちろん大きな括りで考え違う側面から見ると同じ事を指す

場合もあるかもしれません。

センターの方々はとても親切にそれらの点についても分かりやすく教えてくださいました。



その後は僅かですが、 「自分にできること」 を意識する生活を送り、その結果現在の

審議委員という立場に身を置いた次第です。



今日はいちき串木野市で開催されました「男女共同参画基礎講座」を受けてまいりました。

講師は「たもつゆかり」先生で、とても分かりやすく素晴らしい講義でした。

(この講義についてはそのうちゆっくりと記載したいと思っています^^)


現在、私は男女共同参画という言葉に出会ったことを心から感謝しています。

自分を正当化するためや自己実現の手段とするためではなく、

たまたま見かけたパープルリボンツリーがきっかけで、新しい世界を知ることができ、

また女性であるがゆえに入り込みやすい環境があったおかげでたくさんの方々と

知り合うことができました。


もちろん男女共同参画社会の実現についての素晴らしさやこれらの政策の本質に

ついてもお伝えしたいのですが、私の言葉で綴ってしまうと賛否両論を招かないとも

限らないため・・・控えさせていただきます。


とにかく!

この経験は私を大きく変えた出来事の一つです。

たった一つの衝動的行動が多くの出会いを作るきっかけになりました。

突然相談センターを訪れ、男女共同参画という言葉も知らないのに「何かできることは

ありませんか?」など、トンチンカンなことを話していた私を親切丁寧にご指導して

下さったセンターの方々には心から感謝しております。




これは法律系の国家試験の勉強にも通じるものですが、「知りたい!」という欲求が

とても大きな原動力になります。

興味がある、知りたい、という探究心に従い、ただ書物やインターネットで調べるだけでは

なく現場で見て聞いてみることはとてもいい経験になり、自分の経験としてとても大きな結果

を残すと思います。

08年05月09日 07時01分01秒
Posted by: officeai
[鹿児島県薩摩川内市の社会保険労務士]

こんにちわ。

社会保険労務士の吉永です。


鹿児島県薩摩川内市に事務所を置き、司法書士・行政書士との

合同事務所で活動をしております。

ワンストップオフィスとすることで、より充実したサービスを

提供できるよう日々研究・・・勉強をしております。

屈せず弛まず!!をモットーに根強い社労士となるべく

勉強してまいります。

ので宜しくお願いします。

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