◆年金横領 新たに47件発覚◆

社会保険事務所と市区町村職員による年金保険料横領問題で、市区町村職員追加調査の中間報告により、新たに47件の横領が見つかったことがわかった。今回の調査により、これまでに判明した横領は計145件、被害総額は約3億9,600万円となった。社会保険庁では、今後さらに詳細な内容を公表する方針。



◆「消えた年金記録」新たに33件回復 横領の可能性も◆

全国の年金記録確認第三者委員会で、新たに33件のあっせん案が示された。これにより、記録の回復が認められた申立ては計137件、却下された申立ては計8件となった。今回あっせん案が示された事案の中には「不自然な記録」を持つものがあり、保険料横領の可能性も出てきている。