◆労働契約法案・最低賃金法改正案が衆議院を通過◆

継続審議となっていた雇用ルール改革法案のうち、雇用の基本的なルールを明文化する「労働契約法案」と地域別最低賃金の引上げを促進する「最低賃金法改正案」が、一部修正の後に衆議院を通過し、参議院へ送られた。政府は10日までの今国会の会期を延長する方針で、両法案は今国会で成立する見通し。残業代の引上げ等を盛り込んだ「労働基準法改正案」は採決が見送られた。



◆年金離婚分割の請求件数が半年で4,000件超える◆

離婚による年金分割制度について、今年4月の制度スタート以来、半年で4,049件の請求があったことが社会保険庁の調べによりわかった。うち女性からの請求は全体の4分の3を占める3,069件だった。月ごとにみると、4月293件、5月709件、8月には最高の882件と推移している。